「慰めの神」

2016.2.28.       礼 拝

 

Ⅱコリント 1:3-4(p325)     「慰めの神」

 

慈愛の父、慰めの神 〈3〉―――神はどんなお方か

▽「慈愛の父」とは、天のお父様が、思いやりと憐れみと愛とが豊かな方であるということ――放蕩息子の父のことを思い出してください〈ルカ15〉。

▽「慰めを豊かにくださる神」とは、天のお父様が、すべての慰めと励ましと勇気づけの源であるということ――〈3-7〉で「慰め」が9回。

▽「慰める(パラクレイト)」は、そばに寄り添って助けることで、聖霊は「慰め主(パラクレイトス)」。パウロは死を覚悟した時、復活の神を頼り、慰められた〈9〉。

 

苦難の時慰めてくださる神 〈4〉―――神は何をしてくださるのか

▽どんな情況の中にある人をも、神は必ず慰め、励まし、力づけて、救い出してくださる方です――イエスの約束〈マタ11:28〉を思い出そう。

▽アフリカのカレ族のため聖書を翻訳する時、聖霊をカレ語にどう訳すか。彼らは頭に荷物をのせ運ぶ時、最後に何も持たさない人=交代要員。

▽パウロは、自分の伝道生涯の中で、何度も生きるか、死ぬかの経験をした〈Ⅱコリ11:23-27〉ことによって、確信をもって〈4〉と告白できたのです。

 

人を慰める者 〈4〉―――私たちが人のために何ができるか

▽私たちは自分の経験したこと、また自分の持っているものでしか人に対応することができません。だから神は私たちを苦難の中を通されるのです。

▽まず、あなたに苦難の中で神の慰めを体験してほしいのです。そしてその経験を通して、苦難の中にいる人を慰めてほしいからです。

▽主は、あなたが人々を慰め励ます時、あなた自身とその人とを豊かに祝福してくださる慈愛の神、慰めの神であることを感謝しましょう。