「マリアの賛歌」

2020.12.20.     クリスマス礼拝

 

ルカ福音書1:46-55(P101)     「マリアの賛歌」

 

憐れみの主

▽マリアの賛歌には「憐れみ」が3回出て来ます〈50、54、55〉。さらに〈58〉にも。それは、マリアが主の憐れみを強く感じて生きていたからです。

▽「憐れみ」には、二つの意味があります。一つはかわいそうに思う気持ちです。

・イエスは何度もこの思いを示されました。飼い主のいない羊のように弱っている群衆を見て〈マタ9:36〉。五千人の給食の時〈マタ14:14〉など。

・イエスは人となって私たちの内に来てくださり、罪人や弱い立場の人々、苦難の中にいる人々に、憐みの心を実践してくださいました。

・憐れみをギリシャ語で「はらわたが痛む(断腸の思い)」で表わす〈マタ9:36〉。

▽もう一つの意味は約束は必ず守るです。「その憐れみは代々にに限りなく」〈50〉。

 

人生を変える主 ―マリアは人生を変えてくださる主の恵みを賛美しています。

①倫理観を変える恵み〈50〉(倫理(リンリ)=人のみち。道徳。人としてあるべき姿。)

・この世では力ある者がおごり高ぶり、弱い者を支配しますが、イエスは僕の姿となって謙遜を教えられました。その源は愛です。

・「自分を無にし、人間の姿で現れ、へりくだり、十字架の死に至るまで」(フィ2:7-8)。

②社会観を変える恵み〈52〉 (社会の中で人としてあるべき姿)

・神の御子が弱い小羊となって来てくださいましたが、このイエスこそが王の王としてすべての者を治められるという信仰告白です。

③経済観を変える恵み〈53〉 (お金やものに対する価値観)

・マリアは貧しい一人の女性です。しかし、主は自分の価値観を変えてくださった主を賛美します―→パウロの信仰告白(フィリ4:12-13)

私たちをありのままで受け入れ、憐れみを忘れない主に感謝しましょう!〈54〉

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