「わたしは聞く」

2021.6.6.     礼 拝   

 

エレミヤ書29:12(P1230)     「わたしは聞く」

 

人生の中で暗闇とも思えるような状況を通ることがあります。そんな時も私たちは一人ではありません。主なる神様が「わたしは聞く」と祈りを聞いてくださるからです。ここに変わることのない希望があります。

1.主のもとに行く

この先、イスラエルの民たちが体験する出来事は、神様から見捨てられてしまったと感じるようなことでした。しかし、「あなたたちがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら」と約束をされました。主なる神様は何があったとしても見捨てることがありません。いつも私たちを招いてくださるのです。

2.主に祈り求める

ここでは「わたし」という言葉が繰り返し語られています。問題を抱えた時、私たちは自分自身の力でまず何とかしようとするのです。主は「わたし」に祈り求めるようにと語られているのです。その時、主は祈りを聞き、最も良いものを与えてくださるのです。最初から答えは私たちの目の前にあるのです。

3.主と共に歩み続ける

彼らの人生は後悔の連続でした。けれども、大切なのは後悔ではなく、悔い改めなのです。なぜなら、後悔は過去のことばかりを見ているのに対し、悔い改めは方向転換して前を見始めているからなのです。主は私たちが悔い改めて方向転換するのを待っておられます。あなたも主と共にある歩みをここから始めませんか。

あなたは愛されています。それは何があったとしても変わることはありません。今日、あなたの祈りを聞いてくださる主に、全てを委ねて祈りましょう。