「みこころはどこへ?」

2015.7.19.        礼 拝

 

サムエル上14:36-45      「みこころはどこへ?」

 

今日、神があの方と共にいてくださったからこそ、この働きができたのです。神は生きておられます。あの方の髪の毛一本も決して地に落としてはなりません。〈45〉

 

ヨナタン サウル王の子ヨナタンは、ダビデとの友情物語で有名です。悪い霊によって苦しめられたサウルの子どもとは思えない程、彼には素晴らしい印象を持つのではないでしょうか? 彼はどんな人物であったのか?ヨナタンは主に信頼し、従卒と二人でペリシテの陣営に乗り込みます。人数によらず勝利を得る、神様の力が表されました〈6、14〉。

 

サウルの誓い ペリシテとの戦いの中、サウル王は厳しい誓いを立てます〈24〉。しかし、この命令によって兵士は疲労で苦しみ、結果的に罪を犯してしまいます〈32〉。この誓いを知らなかったヨナタンは、王の命令を破ってしまいました〈27〉。しかし、ヨナタンの危機を兵士が救います〈45〉。

ヨナタンが死を覚悟した時、サウルの心はどこにあったのでしょう。兵士のとりなしを、彼はどのように感じたのでしょうか?

 

みこころ サウル王の立てた誓い。ヨナタンの行動。神様のみこころは何であったのか? 私たちは、神様のみこころを求めて祈り行動します。主の祈りの中で、みこころが天でも地でも成りますように!と祈っています。

 王の命令によって、祭司と兵士の行動は二転三転しています。サウル王の神様を優先とする言葉と行動の間には差が出てゆきました。

 

[お祈り] 天の父なる神様、御名を崇めます。私たちもサウルやヨナタンのように神様に信頼するものと成れるように。しかし、心をかたくなにすることなく、神様のみこころを求めて歩むことができるように教え、悟りを与え、助けて下さい。イエス様の御名を通してお祈りします。アーメン。