「ひたすら待ち望みなさい――クリスチャンとして生きる」

2020.8.9.     礼 拝   

 

Ⅰペトロ1:13(P429)「ひたすら待ち望みなさい――クリスチャンとして生きる」

 

ペトロたちが活動していた初代教会は、ステパノの殉教やヤコブの殉教といった教会に対する迫害の時代であり、彼らは散らされますが、散らされた場所で福音宣教を行い、迫害の中でも救われる人々が増えて行きました。

 

1.待ち望みなさい

待ち望むという背景には、目指すべき目標とゴールが前提となります。これが無ければ、ひたすら待ち望むことも、そのための忍耐も出来ません。ペトロは「イエス・キリストが現れるときに与えられる恵み」と、その目標とゴールを明確に示しています。

 

2.心を引き締めて

私たちが「心を引き締めて」何かに取り組む場合、明確なゴールが必要です。ここで目を留めたいことは、ペトロの勧めです。それは「迫害と苦しみ」に対する覚悟です。目標とするところは「与えられる恵み」という確実なゴールを目指すということです。

 

3.身を慎んで

「身を慎んで」と言われていることはどういうことでしょうか。ペトロはこの手紙の中で、色んな立場の人たちに、それぞれが「クリスチャンとして生きる」生き方をするように勧めています。私たちはクリスチャンとして現在どう生きているでしょうか。

 

私たちは、「イエス・キリストの現れのときに与えられる恵み」を信仰によって受け取っています。生活の全てで、「クリスチャンとして生きる」ゴールを目指しましょう。