「だれに向けて」

2014.9.21.     礼 拝

 

ルカ 12:41-48(P132)               「だれに向けて」

 

「主人が召し使いたちの上に立てて、時間どおりに食べ物を分配させることにした忠実で賢い管理人は、いったいだれであろうか。」〈42〉

 

ペトロの思惑 ペトロは、35節までの「目を覚ましている僕」の例え話を聞いて、イエス様に質問しました〈41〉。イエス様は、弟子たちには真理をそのまま語ってくださいますが、他の人には喩えで話されました(マコ4:33、34)。ペトロは何を願っていたのでしょうか(承認欲求)。

 

イエス様の答え イエス様は、ペトロに直接答えず、さらに忠実な僕について話されました。それは、ペトロの問題としている部分とイエス様の示されたことが違うものだったからです。イエス様は、「主人の帰ってきた時だけでなく、いつでも忠実な僕のように準備をする」行いについて話されたのです〈43〉。不忠実の要因は何でしょうか?「経験則=次も同じことが起こる」、「つじつまが合った」、「主人の優しさに甘える」など。

 

再臨の日 例え話の主人の帰ってくる日は、イエス様の再臨を指しています〈46〉。主人は自分の思いに従うように僕に行動させます。そして、忠実に従わない者には、罰を与えます。約束を守らなかったからです〈47、48〉。

 私たちは、今どのような行動をしているのでしょうか?イエス様の再臨の日に備えているでしょうか?私たちに、何が望まれているのでしょう?

 

[お祈り] 天にいます父なる神様、御名を崇めます。自分自身の現状をみます。さらに忠実さを持って主に従うものとならせて下さい。あなたが私の思う以上に、人々の救いを願っておられることを感謝いたします!御名によって祈ります。アーメン。