2020年 3月 1日

向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばがいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。もし、だれかが何か言ったら、「主がお入り用なのです」と言いなさい。(マタイによる福音書21章2-3節)

 

イエス様は、王の王として白馬にではなく、子ろばに乗ってエルサレムに入城された。それは(4~5節)で旧約の(イザ62・11)と(ゼカ9・9)の預言を成就するためでした。

このことは、ローマ帝国の圧政から解放してくれるメシア(救世主)を待ち望んでいたユダヤの民を失望させることでした。しかし、この時、群集は服を道に敷き、木の枝を切って道に敷いて、イエス様の前後を「ダビデの子にホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ」(同9節)と叫びながらイエス様を歓迎しました。しかし、この数日後、群集はイエス様を「十字架につけろ」と叫び続けたのです(マタイ27・23。マルコ15・14。ルカ23・21。ヨハネ19・6)。人間はいかに無知で強情で高慢なのでしょうか。

それに引き替えて、どこまでイエス様は柔和で謙遜なお方なのでしょうか。イエス様が「へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順で」(フィリ2・8)あられたからこそ、私たちは尊いみ救いに与り今の恵みがあるのです。

「主がお入り用なのです」。主は世の終わりの間近い今、イエス様の福音を乗せて世に出て行く「子ろば」を求めておられます。「わたしは福音を恥としない」(ロマ1・16)。使徒パウロにつづきましょう。

2020.3.1.       ウェルカム礼拝 

 

詩編8:1-10(P840)       「きみは愛されるために生まれた」

 

「人間は何ものなのでしょう」〈5〉という言葉は、多くの人たちが問い続けている事柄です。聖書にはその答えがはっきりと書かれています。それは、主なる神様に愛されている者であるということです。あなたは神様から愛されている存在なのです。

 

1.目を留めてくださる

主なる神様はこの世にある全てのものを創造されました。月や星も神様が配置されたのです〈4〉。その中に私たちも存在しているのです。この広大な宇宙から考えると、私たちはちっぽけな存在であると言うことができます。しかし、そんな中でも神様はあなたに目を留めてくださっているのです。

 

2.特別な存在として造られた

私たちは「神に僅かに劣るものとして人を造り」〈6〉と言われている特別な存在なのです。しかし、人は罪のために神様のもとから離れ、自分勝手に歩むようになりました。それでも、神様は人を愛し、独り子であるイエス・キリストをお与えになったのです〈ヨハ3:16〉。神様の恵みによって今も変わることなく、あなたは特別な存在なのです。

 

3.新しい歩みを始めさせてくださる

イエス・キリストの十字架は私たちを自由にするだけではありません。そこから新しい歩みを始めさせてくださるのです。それは、主なる神様を賛美する新しい歩みです。ここに喜びがあり、希望があるのです。あなたもこの詩編の作者のように「あなたの御名は、いかに力強く全地に満ちていることでしょう。」〈10〉と賛美しませんか。

 

あなたは神様に愛されています。「幼子、乳飲み子の口によって」〈3〉と言われているように、何かができる必要はないのです。神様の愛を今日受け入れませんか。

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