2017年 10月

2017.10.29.　　　　　　　礼　拝

出エジプト記6:1-13(P101)　　　　　　　「主に訴える」

御覧のとおり、イスラエルの人々でさえわたしに聞こうとしないのに、どうしてファラオが唇に割礼のないわたしの言うことを聞くでしょうか〈12〉。

ファラオとの対話

モーセはアロンと共に、エジプトの王ファラオに神様の言葉を伝えに行きました〈5章〉。しかし、ファラオはこの言葉に耳を貸さず、イスラエルの人々が怠けていると判断し、労働を更に重いモノにしました〈5:19〉。

イスラエルの人々の訴え

イスラエルの人々は、モーセが神様に立てられたことを知り、神様を礼拝しました〈4:31〉。しかし、ファラオとの交渉が失敗するとモーセに抗議します〈5:21〉。その後、モーセが神様からの言葉を伝えても耳を貸しませんでした〈12〉。※ イスラエルの民は、不平をモーセに浴びせるようになります。条件の悪化を体験し、神様に信頼し続けることができませんでした。

モーセの訴え

モーセは、神様に使命を与えられてから、神様へ直接訴えています。自分の弱さを心配し、ファラオとの交渉が上手くいかず、イスラエルの民にまで無視された時にも、神様だけに心を向け、すべてを隠さずに訴えます。

正しく訴える場所を私たちは知っています。間違えると解決できません。

お祈り　天にいます父なる神様、御名を崇めます！私たちが置かれている場所、この心の中も神様はご存知です。どうかモーセのように神様に訴えることができるように助けてください。イエス様の御名で祈ります。アーメン

•  29日（日）　 9:30～ ジョイフルクラス（日曜学校）　 11:00～ 礼拝　 15:00～ 教区女性部聖会（明石）
• 　1日（水）　 10:30～ バイブル・タイム　 13:30～　 19:30～ 祈祷会

※　11月のバイブル・タイムは1日のみ行います。

2017.10.22.　　　　　　　礼 拝

Ⅰヨハネ5:13-21(P447)　　　　　　　「神の恵み」

永遠の命　〈13〉

▽私たちは神に背き永遠に滅びる者でしたが、神の御子の十字架で救われた。

▽ヨハネは、イエスを信じるだけで十分だと強調している。

▽イエスを救い主と信じる人は、「永遠の命」が与えられる〈11-12〉。

祈りが聞かれる　〈14-17〉

▽「聞く」とは、自分の考え、偏見、感情などにより、人の話を聞くこと。

「聴く」とは、耳だけでなく、目、心を集中して、真剣に人の話を聞くこと。

▽私たちの確信は、主の御心にそって切に祈るなら、必ず答えられる〈マタ6:6〉。

▽〈14、15〉・私たちの一番の願いは、神の栄光が現されること。

悪から守られる　〈18-19〉

▽〈18〉・神の子は罪を犯しません。神が悪い者から守ってくださるから。

▽私たちはサタンの挑戦を受けますが、主が守ってくださるから大丈夫です。

私たちは、イエスを信じる信仰によって、世に勝つ者です。〈4-5〉

•  22日（日）　 9:30～ ジョイフルクラス（日曜学校）　 10:30～ ディボーション・カフェ　 11:00～ 礼拝　 老人ホーム練習　 14:00～ JFC教師会
•  24日（火）　 10:30～ 火曜礼拝
•  25日（水）　 13:30～　 19:30～ 祈祷会

2017.10.15.　　　　　　　礼 拝

創世記4:1-16(P5)　　　　　　　「常に注がれる主の憐れみ」

ここには兄が弟を殺す「人類最初の殺人事件」が書かれています。兄カインは、その罪のゆえに主からも見捨てられてしまったかのようにも思えるのですが、そんな彼にも主は常に憐れみを注がれていたのです。

１．主は語りかけてくださる　〈6-7、9〉

カインは、怒りのために顔を伏せ、心を閉してしまいました。しかし、主は今までと何一つ変わらず彼に語りかけてくださったのです。正しい方向へ導き、罪を犯してしまった時には、自発的な応答を待っていてくださるのです。

２．主は目を留め続けてくださる　〈13-15〉

犯した罪のために彼は追放されることになりましたが、主は目を留め続けておられました。保護を約束してくださったのです。罪を犯して終わりではありません。罪を犯した者でさえ、驚くべき恵みを体験することができるのです。

３．主は生かしてくださる　〈15、ロマ6:23(P.282)〉

「罪は死に値する」と聖書の立場ははっきりとしています。それにも関わらず、主は生かしてくださるのです。罪を犯した者のことも決してあきらめることはありません。私たちも生まれながらにして罪人です。けれども、主イエス・キリストの十字架によって罪赦され、生きる者とされているのです。

常に注がれている主の憐れみに感謝する者となりましょう。また、もし悔い改めていない罪があるなら、悔い改め、方向転換する者となりましょう。